嵯峨芸術センターでは、学内外での研究活動を推進しています。
「芸術の力」研究会
嵯峨芸術センターでは『芸術の力実習・演習ドリル』の開発を目指して、研究活動を行っています。
研究会設立主旨
嵯峨芸術センター長 芳野 明
『芸術の力実習・演習ドリル』開発研究会の開催について
森本学長のもと、本学は新たなスタートを切りました。今年度から発足した嵯峨芸術センターでは「芸術の力実習・演習」で用いるドリル開発をセンターの課題研究のひとつとして掲げております(教授会資料をご覧下さい)。とはいえ、単純な「実習系」「講義系」というカテゴライズだけでなく、個々の人々のあいだには多様な考え方があります。それらをひとつの方向に導くことではなく、まさに「ゼロ」スタートとして、根底から「芸術の力」について考えていきたいとセンター(長)は考えています。例えば、そもそも「芸術の力」の言葉に含まれる、「芸術」「力」の二つの言葉の意味から問う必要があるでしょう。本校が「芸術」大学である以上、その構成員は必然的に「アート・ワールド」に取り込まれていることは自明です。しかし現代において何を芸術と呼ぶのか、それのもつ力とは何かを全員が問うことが求められています。最終形態として「ドリル」の開発を掲げてはおりますが、まずは「芸術」、「芸術教育」、「芸術の力」の多様性を知り、「研究」のなにものにも縛られない自由性、多様性(他者)承認、探求の永続性の担保の場として「芸術の力実習・演習ドリル」開発研究会を起ち上げます。
この研究会は、教職員はもとより、学生の方々にも一般の方々にも開かれた場にしたいと考えています。それぞれの立場から主張しあい、その立場を知ることで、自らのスタンスを定めていく。そしてその営みが絶えることなく続いていく、それこそが「芸術の力の解明」に繫がると考えます。みずからの主張の表明には当然ながらリスクが伴います。しかし、そのリスクをあえて負うことこそが、本学の独自性の表明となっていくはずです。
第1回の研究会は篠原客員教授とセンター長芳野の対談として行われました。2 回以降は本学教員それぞれの芸術、教育、芸術教育へ向けての意思表明の場としながら、外部講師も招きつつ有意義な場にしたいと考えています。
ぜひともこの主旨をおくみ取り頂き、研究会への参加(聴衆としてだけではなく、レポーターとしても)を心よりお願い申し上げます。
過去の研究会
第6回
2015年2月10日(火) 午後4:00~ 第3ゼミ室
「芸術の力-造形の牽引力について」
レポータ:木田豊(本学教授)
第5回
2014年12月16日(火) 午後4:00~ 第3ゼミ室
「美術の教科書-中学生・高校生が『おそらく』学んだもの」
レポータ:芳野明(嵯峨芸術センター長)
第4回
2014年
「芸大の芸術教育」
レポータ:山本直樹(本学准教授)、岩﨑陽子(本学講師)
第3回
2014年 京都国立近代美術館
「芸術の力」講演会
講師:川俣正
第2回
2014年7月22日(火) 午後4:00~ 第3ゼミ室
「基礎造形実習-ワクワク課題の事例報告」
レポータ:三宅章介(京都嵯峨芸術大学芸術学部長)
第1回
2014年6月28日(土)午後2:00~ 第6演習室
「芸術の力ってなんだ?」
対談:篠原猛史(本学客員教授)×芳野明(嵯峨芸術センター長)
研究助成
嵯峨芸術センターでは学内での研究に対して、審査の上、助成金を交付しています。
今年度の助成は諸般の事情により停止しています。
助成金情報
公益財団法人 助成財団センターへのリンクです。各種助成金の検索ができます。
著作権情報
文化庁の著作権関連ページへのリンクです。研究成果を公開、利用する場合に参考としてください。